腕の痛みは何が原因?部位別の見分け方と整体に行く前の確認点
腕の痛みやしびれは、症状が現れている腕そのものに原因があるとは限りません。
首から出た神経は、鎖骨周辺、肘、手首を通って指先まで伸びています。そのため、首や胸郭出口、肘、手首などで神経が圧迫されると、肩から腕、手指にかけて痛みやしびれが現れることがあります。
腕が重い、指先がしびれる、力が入りにくいといった症状について、整体KOTOBUKIへご相談いただくこともあります。しかし、痛む場所と原因となっている場所が一致しないケースも少なくありません。
また、腕の痛みには、心臓や血管の病気が関係している場合もあります。特に胸の圧迫感を伴う左腕の痛みや、片腕だけに急な腫れ・冷たさ・色の変化が現れた場合は、整体ではなく医療機関への相談を優先してください。
整体KOTOBUKIは、自律神経の乱れによる不調に向き合う整体院として、関東・大阪に25院以上を展開しています。腕の痛みやしびれに関するご相談でも、すぐに施術を始めるのではなく、医療機関の受診を優先すべき状態ではないかを確認しています。
※整体は医療行為ではありません。痛み・しびれ・めまい・頭痛などの症状が強い場合や長期間続く場合は、まず医療機関で診察を受けてください。本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の症状に対する施術効果を保証するものではありません。
▼腕の不調をどこに相談すればよいか分からない方へ
整体KOTOBUKIでは、初回にじっくりお話を伺う時間を設けています。医療機関の受診をおすすめしたほうがよい場合は、率直にお伝えします。
腕の痛みですぐに受診が必要な症状

腕の痛みの多くは、筋肉や関節、神経などの問題によって起こります。
ただし、胸の痛みを伴う左腕の痛みや、片腕だけに急激な腫れ・冷たさ・皮膚の色の変化が現れた場合は、心臓や血管の病気が関係している可能性があります。
また、腕や手に力が入りにくい、手の筋肉がやせてきたといった変化は、神経障害が進行しているサインである場合があります。
判断のポイントは、痛み以外にどのような症状が出ているか、姿勢や動作によって痛みが変化するかの2点です。
- 左腕の痛みと心筋梗塞などの放散痛:胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗などを伴っていないか確認する
- 片腕の急な腫れ・冷たさ・色の変化:血流の障害が疑われるため、早めに受診する
- 力が入らない・筋肉がやせてきた場合:神経障害が進行している可能性がある
左腕の痛みと心筋梗塞などの放散痛
心臓の病気では、胸だけでなく、左肩から左腕、顎、歯、背中などに痛みが広がる場合があります。このような痛みは「放散痛」と呼ばれます。
特に次のような症状がある場合は、速やかに救急要請を検討してください。
- 胸が締めつけられる、圧迫されるように痛む
- 左肩から左腕にかけて痛みが広がる
- 息苦しさがある
- 冷や汗が出ている
- 吐き気がある
- 顔色が明らかに悪い
- 安静にしていても強い痛みが続く
狭心症や心筋梗塞では、左肩から左腕にかけて痛みが現れることがあります。胸の症状をほとんど感じず、腕や顎などの痛みが中心となる場合もあるため注意が必要です。
腕や首の動作で痛みが変化する場合は、筋肉や関節、神経が関係している可能性があります。しかし、姿勢によって痛みが変わるからといって、心臓の病気を完全に否定できるわけではありません。
胸の圧迫感や息苦しさ、冷や汗などを伴う場合は、自己判断せず救急要請を優先してください。
出典:虚血性心疾患の症状
片腕の急な腫れ・冷たさ・色の変化
片方の腕だけが急に腫れた、皮膚の色が変わった、反対側と比べて冷たいといった場合は、腕の血流に問題が起きている可能性があります。
胸郭出口症候群などによって鎖骨付近の血管が圧迫されると、腕や手の色が白っぽくなったり、青紫色になったりすることがあります。
次のような変化がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
- 片腕だけが明らかに腫れている
- 腕や手が青紫色になっている
- 反対側と比べて白っぽい
- 腕や手が急に冷たくなった
- 強い痛みを伴う
- 脈を触れにくい
- 指や腕を動かしにくい
急激な血流障害では、速やかな診断と治療が必要になる場合があります。揉んだり、強くストレッチしたりせず、医療機関を受診してください。
出典:胸郭出口症候群
力が入らない・筋肉がやせてきた場合
腕や手のしびれに加えて、力が入りにくくなっている場合は、早めに整形外科を受診してください。
例えば、次のような変化が挙げられます。
- ペットボトルのふたを開けにくい
- 箸やペンを使いにくい
- ドアノブを回しにくい
- ボタンを留めにくい
- 物を落とすことが増えた
- 手首や指を動かしにくい
- 腕を上げにくい
見た目の変化にも注意が必要です。
肘部管症候群では、症状が進行すると手の筋肉がやせ、小指や薬指に変形が現れる場合があります。手根管症候群では、親指の付け根にある筋肉がやせ、細かな物をつまみにくくなることがあります。
筋力低下や筋肉の萎縮が現れている場合は、神経への圧迫が進行している可能性があります。しびれだけの段階でも、症状が続く場合は整形外科へ相談してください。
出典:肘部管症候群
出典:手根管症候群
しびれの原因は症状のある場所だけとは限らない

腕や手にしびれを感じても、原因がしびれている場所そのものにあるとは限りません。
首から出た神経は、肩や鎖骨周辺、肘、手首を通って指先まで伸びています。途中で神経が圧迫されたり刺激されたりすると、その先の腕や手指にしびれや痛みが現れます。
しびれが現れている範囲や指の位置は、原因を考える手がかりになります。しかし、症状の範囲だけで原因を断定することはできません。
- 上腕や前腕までしびれる場合:首や胸郭出口など、比較的体に近い部分が関係している可能性がある
- 首・胸郭出口・肘・手首という通り道:神経が圧迫されやすい場所ごとに症状が異なる
上腕がしびれる場合は手首だけが原因とは考えにくい
手首にある神経が圧迫されると、一般的には手や指に症状が現れます。
そのため、手だけでなく前腕や上腕までしびれている場合は、手首よりも体に近い首や胸郭出口などが関係している可能性があります。
日本整形外科学会では、しびれが手の甲、前腕、上腕に広がっている場合や、両手にしびれがある場合は、頚椎の病気や胸郭出口症候群などが疑われると説明しています。
ただし、指先だけがしびれている場合でも、必ずしも手首に原因があるとは限りません。首の神経が圧迫され、特定の指だけに症状が現れることもあります。
受診する際は、次の点を医師へ伝えられるように記録しておきましょう。
- どの指がしびれているか
- 手のひら側か手の甲側か
- しびれが腕のどこまで広がっているか
- 片腕だけか、両腕か
- どのような姿勢や動作で強くなるか
- しびれが現れる時間帯
- 力の入りにくさを伴うか
出典:しびれ(上肢のしびれ)
首・胸郭出口・肘・手首という通り道
腕や手のしびれに関係する代表的な部位には、首、胸郭出口、肘、手首があります。
| 神経が圧迫される場所 | 代表的な病気 | 症状の特徴 |
| 首 | 頚椎症性神経根症 | 首から肩、腕、手指の痛みやしびれ。 上を向くと強くなることがある。 |
| 鎖骨周辺 | 胸郭出口症候群 | 腕を上げると、腕や手のしびれ、 だるさ、痛みが強くなる。 |
| 肘の内側 | 肘部管症候群 | 小指と薬指の一部がしびれる。 進行すると手の筋肉がやせる。 |
| 手首 | 手根管症候群 | 親指、人さし指、中指などがしびれる。 明け方に強くなりやすい。 |
姿勢や動作によって症状が変化することは、原因を考える手がかりになります。
ただし、症状の出方には個人差があります。複数の部位で神経が圧迫されていたり、糖尿病などの内科的な病気によって末梢神経が障害されていたりする場合もあります。
自己判断で原因を決めず、症状が続く場合は整形外科を受診してください。
出典:しびれ(上肢のしびれ)
首から来る腕の痛みとしびれ

腕の痛みやしびれは、首から出る神経が圧迫されたり刺激されたりして起こる場合があります。
腕に症状が現れていても、首そのものには痛みがないケースもあります。
日本整形外科学会では、頚椎症性神経根症について、中年以降の方に肩から腕の痛みが生じ、腕や手指のしびれを伴うことが多いと説明しています。
首から腕へ向かう神経の通り道で生じる代表的な病気として、頚椎症性神経根症と胸郭出口症候群を解説します。
- 頚椎症性神経根症の特徴:肩から腕に痛みやしびれが現れ、上を向くと強くなることがある
- 胸郭出口症候群の特徴:腕を上げる動作で、しびれや痛み、だるさが強くなる
頚椎症性神経根症の特徴
頚椎症性神経根症では、首から肩、腕、手指にかけて痛みやしびれが現れます。
一般的に、首を後ろへ反らすと症状が強くなることがあります。そのため、次のような動作で痛みやしびれが出やすくなります。
- 上を向く
- うがいをする
- 高い場所の物を取る
- 洗濯物を干す
- 美容室や歯科医院で椅子を倒される
- パソコン画面を見るために顎を上げる
頚椎症性神経根症は、加齢に伴う椎間板の変化や骨棘などによって、腕へ向かう神経根が圧迫されたり刺激されたりして起こります。
痛みやしびれだけでなく、腕や手指の感覚が鈍くなる、力が入りにくくなるといった症状が現れる場合もあります。
日本整形外科学会では、基本的には自然に軽快することのある病気と説明していますが、回復までに数か月以上かかる場合もあります。
強い痛みがある時期に、首を無理に反らしたり、強い刺激を加えたりすることは避けてください。筋力低下がある場合や、日常生活に支障が出るほど痛みが強い場合は、早めに整形外科へ相談しましょう。
出典:頚椎症性神経根症
胸郭出口症候群の特徴
胸郭出口症候群は、首から腕へ向かう神経や血管が、首の付け根や鎖骨周辺で圧迫されることで起こります。
次のように、腕を上げる動作で症状が強くなることがあります。
- つり革につかまる
- 洗濯物を干す
- 髪を洗う
- ドライヤーを使う
- 高い場所の物を取る
症状には、腕や手のしびれ、肩や腕、肩甲骨周辺の痛み、握力低下、細かい作業のしにくさなどがあります。
血管が圧迫されると、腕や手が白っぽくなる、青紫色になる、冷える、腫れるといった変化が現れる場合もあります。
なで肩の方や、重い荷物を持ち運ぶ仕事をしている方などで生じることがありますが、体型や職業だけで診断できるものではありません。
また、胸郭出口症候群では、肩を後ろや下へ引く姿勢によって神経や血管への圧迫が強くなる場合があります。「猫背を直すために肩甲骨を寄せる」といった一般的な姿勢改善が、すべての方に適しているとは限りません。
自己流で姿勢を大きく変える前に、整形外科で診断を受け、どのような動作や姿勢を避けるべきか確認してください。
出典:胸郭出口症候群
肘と手首で起こる神経の圧迫

首から腕へ伸びる神経は、肘の内側や手首でも圧迫されることがあります。
肘で神経が圧迫される代表的な病気が肘部管症候群、手首で神経が圧迫される代表的な病気が手根管症候群です。
どの指にしびれが現れているかは、圧迫されている神経を考える手がかりになります。
- 肘部管症候群とテニス肘:小指側のしびれがあるか、肘の外側だけが痛むかで症状が異なる
- 手根管症候群と腱鞘炎:親指側のしびれがあるか、動作時の痛みが中心かを確認する
肘部管症候群とテニス肘
肘部管症候群は、肘の内側を通る尺骨神経が圧迫されたり、引っ張られたりして起こる神経障害です。
初期には、小指と薬指の小指側にしびれを感じます。肘の内側を軽くたたくと、小指や薬指へしびれが響く場合もあります。
症状が進行すると、次のような変化が現れることがあります。
- 手の筋肉がやせる
- 指を開閉しにくくなる
- 小指や薬指が変形する
- 箸やペンを使いにくくなる
- 細かな物をつまみにくくなる
肘を長時間曲げる姿勢や、肘の内側を机へ押しつける姿勢などで症状が強くなる場合があります。
出典:肘部管症候群
一方、一般的に「テニス肘」と呼ばれる上腕骨外側上顆炎では、肘の外側に痛みが現れます。
次のような動作で痛みが出やすくなります。
- 物をつかんで持ち上げる
- タオルを絞る
- ドアノブを回す
- パソコンのマウスを操作する
- フライパンなどを持つ
テニス肘は、手首を伸ばす筋肉の腱に負担がかかって起こると考えられています。通常、神経障害による指のしびれは中心的な症状ではありません。
小指側のしびれがある場合は肘部管症候群、肘の外側に動作時の痛みがある場合はテニス肘などが疑われますが、両方が同時に起きている場合もあります。
症状が続く場合は、整形外科を受診してください。
手根管症候群と腱鞘炎
手根管症候群は、手首にある手根管の中で正中神経が圧迫される病気です。
初期には、人さし指や中指にしびれや痛みが現れます。症状が広がると、親指、人さし指、中指、薬指の親指側にしびれを感じるようになります。
明け方にしびれや痛みが強くなり、手を振ったり指を曲げ伸ばししたりすると、一時的に楽になることがあります。
進行すると、親指の付け根の筋肉がやせ、次のような動作が難しくなる場合があります。
- ボタンを留める
- 小銭をつまむ
- 針仕事をする
- 親指と人さし指で物をつまむ
- 親指と人さし指で丸を作る
妊娠・出産期や更年期の女性、透析治療中の方、手をよく使う仕事をしている方などで生じることがあります。
出典:手根管症候群
一方、腱鞘炎では、腱や腱鞘に炎症が起き、指や手首を動かしたときに痛みや引っかかりが現れます。
親指側の手首が痛む、指を曲げ伸ばしすると引っかかるなどの症状が中心で、神経障害によるしびれとは異なります。
ただし、腱鞘炎と手根管症候群が同時に起きる場合もあります。指のしびれや筋力低下がある場合は、整形外科へ相談してください。
肩の不調が腕に出るケース

腕の痛みとして感じていても、肩関節や肩周辺の組織に原因がある場合があります。
代表的な病気には五十肩や腱板断裂などがあります。また、首や肩周辺の筋肉に負担がかかることで、腕に重さやだるさを感じる方もいます。
- 五十肩と腱板断裂:どちらも肩から腕に痛みが出るため、画像検査などによる区別が必要
- 肩や首の筋肉の負担による腕のだるさ:デスクワーク後などに重さや疲労感が現れる
五十肩と腱板断裂
五十肩では、肩関節周辺に痛みや動かしにくさが現れます。
腕の付け根から外側にかけて痛み、次のような動作が難しくなる場合があります。
- 腕を上げる
- 髪を洗う
- 背中へ手を回す
- 上着を着る
- 高い場所の物を取る
夜間に肩が痛み、寝返りを打ったときに目が覚める場合もあります。
一方、腱板断裂でも、肩から腕にかけての痛みや夜間痛が現れます。腕を上げられるものの力が入りにくい場合や、肩を動かしたときに音を感じる場合があります。
霞ヶ浦医療センターでは、50歳代の方を超音波で検査した調査において、12.8%に腱板断裂が確認されたと紹介しています。
ただし、腱板断裂があっても痛みがない方もいます。肩が痛む方のうち、どの程度が五十肩や腱板断裂に該当するかを、この数字だけで判断することはできません。
五十肩と腱板断裂は、症状だけで正確に区別することが困難です。腕が上がりにくい、夜間痛が続くなどの場合は、整形外科で診察や画像検査を受けてください。
出典:五十肩(ごじゅうかた)
肩や首の筋肉の負担による腕のだるさ
腕に明確なしびれはなく、重い、だるい、疲れやすいと感じる場合は、首や肩周辺の筋肉にかかる負担が関係していることがあります。
長時間のデスクワークやスマートフォン操作では、頭が前へ出たり、肩が上がったりした姿勢が続きます。腕を支える首や肩、肩甲骨周辺の筋肉に負担がかかり、作業後に腕の重さや疲労感を感じる場合があります。
ただし、だるさとしびれが混在している場合や、指先の感覚が鈍い場合、腕や手に力が入りにくい場合は、神経の障害が関係している可能性があります。
症状が続く場合は、単なる肩こりと判断せず、整形外科を受診してください。
腕の痛みで整体はどこまで対応できるか

腕の痛みやしびれには、心臓や血管、神経、関節、腱など、さまざまな原因があります。
整体を検討できるのは、医療機関で緊急性のある病気や治療が必要な疾患が確認されず、姿勢や筋肉の緊張などが症状に関係していると考えられる段階です。
整体でできることと、できないことを確認しておきましょう。
- 整体のケアが向くケース:姿勢や筋肉の緊張が症状に関係している場合
- 整体では判断できないこと:病気の診断、画像検査、投薬は医療機関の領域
- 施術後にだるさや眠気を感じた場合:無理をせず休み、症状が続く場合は受診する
整体のケアが向くケース
医療機関で緊急性のある病気や治療が必要な疾患が確認されず、筋肉の緊張や姿勢、日常動作による負担が関係している場合は、整体を選択肢の一つとして検討できます。
整体では、腕だけでなく、次のような部分を確認します。
- 首や肩周辺の筋肉の緊張
- 肩甲骨の動き
- 胸や背中の動かしやすさ
- 座っているときの姿勢
- 腕を上げたときの動き
- 左右の肩や腕の使い方
- 仕事や家事で繰り返している動作
胸郭出口症候群などの診断を受けている場合は、医師の治療方針に沿ってケアを進めることが重要です。
胸郭出口症候群では、肩を下げる姿勢で神経や血管への圧迫が強まる場合があります。一般的な姿勢改善を独自に行うのではなく、医師から指導された姿勢や運動を優先してください。
肩や首の筋肉への負担による腕の重さやだるさについても、施術や日常生活の見直しが選択肢になる場合があります。
施術時間の目安については、別の記事で詳しく解説しています。
整体では判断できないこと
整体は医療機関ではないため、病名を診断できません。
「頚椎症性神経根症です」「胸郭出口症候群です」「神経に異常はありません」といった判断は、整体では行えないものです。
神経がどこで圧迫されているかを確認するには、診察やレントゲン、MRI、神経伝導検査などが必要になる場合があります。これらを実施できるのは医療機関です。
また、薬の処方や、服用している薬の中止・変更について指示することもできません。
医療機関の検査や治療を否定したり、処方薬をやめるよう指示したりする整体院は、慎重に検討してください。
整体KOTOBUKIでは、医療機関の受診が望ましいと考えられる場合、施術のご案内より先に受診をおすすめしています。
施術後にだるさや眠気を感じた場合
施術後に、だるさや眠気を感じる場合があります。ただし、施術後に生じた体調変化の原因を一律に判断することはできません。
施術後は水分をとり、無理をせず、いつもより早めに休んでください。当日の激しい運動や飲酒は控えましょう。
次のような症状がある場合は、施術後の一時的な変化と決めつけず、医療機関を受診してください。
- 腕の痛みが施術前より明らかに強くなった
- しびれの範囲が広がった
- 腕や手に力が入りにくくなった
- 手や指を動かしにくくなった
- 腕が腫れた
- 腕や手の色が変化した
- 数日たっても症状が改善しない
整体へも現在の状態をご連絡ください。症状の原因を診断するのは医師の役割です。
整体KOTOBUKIは、関東・大阪に25院以上を展開し、初回のカウンセリングに時間をかけています。
医療機関の受診が望ましいと考えられる場合は、無理に施術をおすすめせず、受診を優先していただきます。
▼「検査では異常なし」と言われた腕の重さを、そのままにしないために
整体KOTOBUKIでは、腕だけでなく、首や肩、肩甲骨、背中などの状態を確認し、日常生活で腕に負担がかかっている動作を整理します。
関東・大阪に25院以上、いずれも駅から徒歩1〜7分です。
腕の痛みと整体についてよくあるご質問

腕の痛みと整体について、ご相談の際によくいただく質問をまとめました。
Q1.腕の痛みは何科を受診すればよいですか?
腕の痛みやしびれ、力の入りにくさがある場合は、まず整形外科への相談が目安です。
整形外科では、首、肩、肘、手首などを診察し、必要に応じてレントゲンやMRI、神経伝導検査などを行います。
ただし、胸の圧迫感や息苦しさを伴う左腕の痛みがある場合は、救急要請や循環器内科への相談を優先してください。
片腕だけに急な腫れ、冷たさ、色の変化がある場合も、早めの受診が必要です。
Q2.左腕の痛みは心臓の病気の可能性がありますか?
心臓の病気によって、左肩から左腕にかけて痛みが広がる場合があります。
胸の締めつけ感や圧迫感、息苦しさ、冷や汗、吐き気などを伴う場合は、速やかに救急要請を検討してください。
腕や首の動作で痛みが変化することは、筋肉や関節、神経が関係している手がかりになりますが、姿勢による変化だけで心臓の病気を否定することはできません。
出典:虚血性心疾患の症状
Q3.腕のしびれの原因はどこにありますか?
腕や手のしびれは、首、胸郭出口、肘、手首などで神経が圧迫されて起こる場合があります。
どの指がしびれているか、腕のどこまで症状が広がっているかは、原因を考える手がかりになります。
ただし、症状の範囲だけで原因を断定することはできません。しびれている場所や時間帯、症状が強くなる動作を記録し、整形外科で相談してください。
出典:しびれ(上肢のしびれ)
Q4.腕の痛みがあるときに整体へ行ってもよいですか?
医療機関で緊急性のある病気や治療が必要な疾患が確認されず、姿勢や筋肉への負担が関係している場合は、整体を選択肢の一つとして検討できます。
ただし、腕の痛みには、心臓や血管、神経、関節、腱など、さまざまな原因があります。
整体では診断や画像検査ができないため、初めての症状や、痛み・しびれが続く場合は、まず医療機関を受診してください。
Q5.首が原因で腕が痛くなることはありますか?
あります。
頚椎症性神経根症では、肩から腕にかけて痛みが現れ、腕や手指にしびれを伴うことがあります。
首を後ろへ反らすと症状が強くなることがあり、上を向く、うがいをするといった動作がつらくなる場合があります。
腕や手に力が入りにくい場合は、早めに整形外科を受診してください。
出典:頚椎症性神経根症
Q6.小指と薬指だけがしびれるのはなぜですか?
小指と薬指の小指側にしびれがある場合は、肘の内側を通る尺骨神経が圧迫される肘部管症候群などが疑われます。
肘部管症候群が進行すると、手の筋肉がやせたり、小指や薬指に変形が現れたりする場合があります。
しびれが続く場合や、手に力が入りにくい場合は、整形外科を受診してください。
出典:肘部管症候群
Q7.腕がだるいだけでも受診したほうがよいですか?
腕のだるさが長く続く場合や、しびれ、筋力低下、冷え、腫れなどを伴う場合は、一度医療機関へ相談してください。
腕を上げる姿勢でだるさやしびれが強くなる場合は、胸郭出口症候群などが関係している可能性があります。
片腕だけに急な腫れや冷たさ、色の変化がある場合は、当日中の受診を検討してください。
Q8.腕の痛みはどれくらいで治りますか?
腕の痛みが改善するまでの期間は、原因によって大きく異なります。
頚椎症性神経根症は自然に軽快する場合がありますが、回復までに数か月以上かかることもあります。
肘部管症候群や手根管症候群では、神経への圧迫が進行して筋力低下や筋肉の萎縮が現れると、手術が検討される場合もあります。
痛みの期間だけで判断せず、まず原因を確認することが大切です。
出典:頚椎症性神経根症
まとめ

腕の痛みやしびれは、症状が現れている腕そのものに原因があるとは限りません。
首から出た神経は、鎖骨周辺、肘、手首を通って指先まで伸びています。首の頚椎症性神経根症、鎖骨周辺の胸郭出口症候群、肘の肘部管症候群、手首の手根管症候群などによって、腕や手に痛み・しびれが現れる場合があります。
まずは、緊急性のある症状がないか確認してください。
胸の締めつけ感や息苦しさを伴う左腕の痛み、片腕だけの急な腫れ・冷たさ・色の変化、腕や手の筋力低下がある場合は、整体ではなく医療機関の受診を優先します。
出典:虚血性心疾患の症状
出典:胸郭出口症候群
出典:しびれ(上肢のしびれ)
どの指がしびれているか、どこまで症状が広がっているか、どのような姿勢や動作で症状が強くなるかを記録しておくと、受診時に役立ちます。
ただし、症状の範囲や動作による変化だけで、原因を断定することはできません。腕の痛みやしびれが続く場合は、まず整形外科を受診してください。
医療機関で緊急性のある病気や治療が必要な疾患が確認されず、姿勢や筋肉への負担が症状に関係している場合は、整体で首や肩、肩甲骨、背中などの状態を確認することも選択肢の一つです。
医師から運動や姿勢について指示を受けている場合は、医師の方針を優先しながら体のケアを進めてください。
▼原因となる場所を確認してから、体を整えたい方へ
整体KOTOBUKIは、自律神経の乱れによる不調に向き合う整体院です。代表の杉本龍治は骨膜整体を手がけ、体の土台を整える施術を専門としています。
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